等身大の自分を受け入れる方法~『マイナス思考からすぐに抜け出す 9つの習慣』古川武士
在宅ワークで”何となくモヤっと”しているせいか、人のペースが気になることがあります。
「他人は、他人!」と思おうとしても、何だかいつもより気になってしまったりしませんか?
久しぶりに出勤したときに、他の人よりもペースが遅かったりしたときに、ひどく落ち込んでしまったりします。
そんなことでは、楽しい在宅ワークができない!
そこで、「習慣化」の著書で有名な古川武士さんの『マイナス思考からすぐに抜け出す…』を読んでみました。
自己評価を上げる具体的な方法を、一緒に読んでみませんか。
「差」ではなく「違い」ととらえる
等身大の自分を受け入れると、劣等感を抱かずに自分に期待できるようになる
マイナス思考から抜け出しやすい人は等身大を受け入れている人です。
長所も短所もあることを前提にしているので、他人と比較するにしても「差」の観点だけではなく「違い」の観点からとらえることができます。
自分で自分をどう思うのかを「自己評価」といいますが、この自己評価が低いと、何をやっても劣等感や自己嫌悪にさいなまれストレスが溜まり、ネガティブに物事をとらえがちになります。
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自己評価が適切だと、失敗をしても次に期待で着たり、今回の経験で学ぶことはあったと失敗を受け入れたりすることができます。
それには等身大の自分と常につきあっていく自分をつくることが大切です。
著者は、自己評価を高める方法として、次のことを挙げています。
ステップ1 自分のよいところを見る習慣をつける
短所を拡大解釈したり、長所を過小評価したりせず、客観的に自分の良いところをとらえよう
飲み会などでは場を盛り上げる人ばかりが注目されがちですが、全員が盛り上げ役である必要はないはずです。
まわりに気遣って飲み物を注文できる人。
話を聞くのが上手な人。
料理のとりわけができる人。
自分ができる配慮ができるだけで、十分ですよね。
質問:あなたが過去に言われたほめ言葉は何ですか?
私の場合は、 「笑顔がいい」と言ってもらえたことです。
あなたは、どうですか?
「仕事が丁寧」とか「思いやりがある」とかですか?
「しっかりしているね」なんて言われるのではないでしょうか?
職場やグループ内で目立つ存在になったことはないけれど、相談されたり、手伝いをもとめられたりしたことがあったりするなら、それはあなたが大事な集団の一員ってことですね。
ステップ2 失敗はあくまで行動の失敗ととらえる
何かに失敗しても、過剰に自分を責めるのではなく、あくまで行動や方法が失敗しただけだと切り分けて考える
例えばデートで失敗しても、お店選びや話題の振り方がうまくなかったのだと考えること。
「なんで自分はダメなのか」という思考に陥ってはいけない。
なるほど。
デートで「次回が無い」となるのは、「自分がダメ」ではなく、「行動がダメ」と考えた方がいいですよね。
たしかに、きっと何かがダメなんでしょうけれど、それを「自分自身がダメ」とか言っていたら、次に進むこと自体を否定してしまいますもんね。
「行動がダメ」なら、変えられる。
たくましい考え方です。
やってみようかな。
質問:人と比べて「短所」と思っていることの中で、「違い」と考えられることは何ですか?
うう、私ならば「要領の悪さ」。
思考があっちこっちに跳んでしまって、ひとつのことに集中しにくいこと。
でも、その分発想力はあるかもしれません。
それから、「考えすぎてしまうこと」。
落ち込みだすと地の底まで落ち込みます!
でも、人のことを考えるときに、誰よりも掘り下げて考えることもできるかも。
今日も1日、お疲れさまでした。
明日はもっと素敵な1日になりますように。
では、また。