鍛える前に、姿勢を整えて体を締める! 『ゼロトレ』石村友見
体のパーツの位置を整えて、体形を整えていく『ゼロトレ』。
私たちの体も慣れないおこもり生活で、縮んでいませんか。
私は、なんだか肩こりがあります。
まずはそれぞれの筋肉と関節を正しい位置にしてみるだけで、スタイルはグッと良くなるとか。
体のパーツの位置を美しいポジションに戻しすだけで、下腹がキュッと上がるそうです!
ゼロトレで、キレイに歩くことから、初めてみるのも良いかもしれません。
ニューヨークのエグゼクティブは、体重ではなく見た目を重視するそうです。
モデルの菜々緒さんも「体重は気にせず、完全にフォルム重視」という発言をしています。
まさにその通りで、体重が減っても、猫背だったり、背中が曲がっていたら、台無しですよね。
だから、今すぐ変えられる姿勢から、すっきりとしてみませんか!
腰の位置が本来あるべき場所に戻るだけで、迫り出した内臓脂肪が腰のポジションに収納されます。
著者の父もこのゼロトレで、前に押し出されていたウエストの脂肪がすっきりして、腰痛も緩和されたそうです。
では実践!
ゼロトレが大事にしている元の正しい位置を意識するポジションは5つです。
1、首
2、肩
3、背中
4、腰
5、足指
もともと私たちの体の機能は、この5つが真っ直ぐになるようにできているそうです。
しかし、体を酷使している人ほど、ナチュラルにこの位置に戻れなくなるとか。
そこで、一直線のラインを意識します。
トレーニングは、寝ながらできます。
準備です。
まず枕を高くします。
次に棒状に丸めたバスタオルを用意。縦に置いて、背骨がその上に乗るようにして、寝る。
呼吸を、3秒で吸い、7秒ではきます。
次に腕を上げて胸を広げ、両腕を伸ばす。
バスタオルをお尻の下に敷き、両膝を抱えて、次に左右に交互に下ろします。
足を4の字に組みます。
そして、足指を手で開きます。
これらをしっかりやります。
体の各パーツがゼロポジションになると、両足の爪先を上げて立った時、わかります。
かかとに重心を乗せて、真っ直ぐ立っても体を真っ直ぐにしたまま倒れなければゼロポジションの完成です。
強靭かつしなやかな中心軸が出来あがりました。
こうなると体に羽の生えた「ゼロ・グラビティ〔無重力状態〕」です。
カギを握るのは、腰のポジションだそうです。
5つのパーツが真っ直ぐになると、一般の「良い姿勢」よりも重心が少し後ろに下がります。
腰が少し後ろです。
お腹は出っぱらせません。
それによってお腹の奥でひとりでにグッと力が入って腹筋が鍛えられ、垂れ下がった体全体が締め上げられ、姿勢はひとりでに美しくなります。
自分のポジションや姿勢は、自分ではなかなかわかりにくいので鏡の前で横向き立って確認したり、スマホのセルフタイマー機能で自撮りして観察することを著者は勧めています
トレーニングをやってみたら、背中がゴリゴリいってました。
足を交互に下ろす運動は、股関節が伸びて気持ちいいです。
コロナの在宅ワークの日に、夕方走ったりしていたのですが、なんだかあちこち痛いと思っていました。
体がちぢんでいたようです。
目指せ、菜々緒さんのキレイな姿勢です。
明日があなたにとって素敵な日になりますように!
では、また。